終わってしまった物語の幸せなエピロローグ 『ARIA The AVVENIRE』

  • 3エピソード60分
  • 画質のクオリティとしてはOVAレベルだけどこれ1話ずつ各BD-BOXの特典みたいなので全部定価で買うと10万になる?
    • 販売形態はちゃんと調べていない
  • 期待した通りの画面の退屈さで-自宅で見たら途中停止でちまちま見る不可避な-強制的に大画面で見せられる形態はうってつけ
    • そう、絵的には特筆するものがなくてキャラ絵はのっぺり顔多いし背景はごりごりCGですよな感じが漂っているが、そこがノスタルジーを、あの頃を感じることが出来て良い。
    • 当然以前のTVシリーズと同じクオリティで出されると違和感が高いだろうがこの若干物足りないぐらいが 過去を美化したあの頃のイメージと合致して好ましく思う。
  • 不思議空間 代表たるケットシーで1話あるのいいチョイスです
  • そして最終話
  • 物語的には劇的ではないので会話を片手間に聞きながらその合間にいろいろと考えることが出来て楽しい
    • この人工的に綺麗な自然風景/建築物も愛おしくて、まぁ火星テラフォーミングベネチアだもんな、であるとか
    • 社員募集ポスターのフォントがクソフォント案件だ、であるとか
    • あぁかけがえのない時間が止まってしまえばいいのにに言及するんだ、まぁ10年目だもんな、とか
    • 決めるところはカットふでもちゃんと決めるんだなぁ、美しい、とか
    • あぁ終わってしまうんだなぁ、とか
  • 意味もなく少し泣いてしまった
  • パンフには映画 最終話たる「その遙かなる未来へ」原作となる漫画『AQUARIA』が42P書き下ろされているしおすすめ
    • ノローグの使い方がだいぶ違うので見比べると楽しい

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