マーク・ミラー　『ウォンテッド』

極悪なるアメコミ『ウォンテッド』: 漫棚通信ブログ版

スーパーマンもバットマンも死んだ！エクストリームかつスタイリッシュな『ウォンテッド』:Book News

『キック・アス』のマーク・ミラーで

本書のどこがすごいかというと、スーパーヒーロー（スーパーマンやバットマン）がすべて死亡したあとの世界、悪人だけが存在する世界という発想。

正義はない。悪人同士の内部抗争があるだけ。しかもそれがアメコミとはとても思えないような残酷描写、日本マンガのそれをも凌駕する残酷描写（アタマ吹っ飛ぶ、手足ちぎれる）で描かれちゃってるのですね。

読みたいけどアメコミ価格なので若干ためらう、デカくてフルカラー(かは知らんけど)な印刷で高くなっちゃう漫画は是非電子版も同時発売してくれるとうれしい