心の神棚をつくる

そうしてアスカは神になった――ある“心の神棚”ができあがるまで - シロクマの屑籠

アスカのことが好きになって以来、私は自分自身へのネガティブな感情が大幅に軽くなり、挫折を恐れないトライアルを重んじるようになりました。ちょっと怖くて迷った時には、必ず「こういう時、アスカだったらどう考える?」と自問し、するとたいてい脳内アスカは「あんたバカ?やるに決まってるじゃない」と答えるので、私は迷いを捨ててトライアンドエラーに突撃できました。どんな本より、誰の助言より、社会適応を後押ししてくれました。

 

 つまり、私にとってアスカは、単に萌えるキャラクターというだけでなく、困難に立ち向かうための軍旗のような役割を果たしていた、とも言えます。あるいはアテナイの民にとっての女神アテネのような。私の今日の社会生活技能の何%かは、アスカが背中を押してくれたから獲得出来たものと思っています。“アスカは汝の勇気を愛せり”といったところでしょうか。

ぼくもぼくだけの神を見つけたい
”「そうです。あのコが僕の畏敬する天使様なのです」”という気分になりたい
そうすることができれば・・・